PAMMやMAM

小池です。

今回は少し前から私が使っているPAMM(パム)システムについて解説します。

PAMMとはどういう取引なのか。

MAMとはどういう取引なのか?

そしてPAMMやMAMにおけるデメリットやメリットは、どういうものか?

これらについて解説をしていきます。

PAMM(パム)とは?

まず最初にPAMMについて解説します。

PAMMとは、Percentage Allocation Management Moduleの略です。同じような運用手法で「MAM(マム)と言うのもあるのですが、PAMMもMAMもプロのトレーダーに運用してもらうのですが、資金の管理方法が違います。

PAMMの場合は資金をトレーダー専用の口座に入金して運用を委託するので取引結果しか分かりません。勝ったか負けたかしか分からないと言う事です。

MAMは自分の口座に入金して売買だけをトレーダーに委託します。この場合自分の取引口座ですから当然ログインしていつ買っていつ売ったのか?と言うトレード詳細が分かります。

少しFXをやった事のある人ならトレーダーの手法も分かります。

PAMM(パム)やMAM(マム)のメリット

PAMM、MAMともにプロのトレーダーに運用をお願いするので株で言えば最近流行りの投資信託のようなスタイルです。

多くの人がFXや株で稼ごうと一生懸命勉強するのですが、正直いって少し勉強したぐらいでは勝てません。

それなら最初からプロにいくらかでも手数料を払ってお願いした方が確実です。

そして自分でトレードするとしょっちゅうスマホで状況を確認したりして精神的にもよくありません。

車を修理するとしたら車屋さんにお願いしますよね?でも多くの人が自分で修理して結局高くつくというような事を投資の世界ではするのです。

PAMM(パム)のデメリット

いい事づくめの運用方法に思えますが、当然デメリットもあります。

それは「勝ち続ける事は無理」だと言う事です。

イメージ的には4番打者のイメージです。いくらイチロー選手でも毎回ヒットを打つ訳ではありません。三振する時もあるしアウトにもなります。

しかしトータルで見ると素晴らしい成績を出しているのと同じです。

いくら経験豊富なプロのトレーダーでもコロナウィルスやウクライナ紛争などは予測不可能です。

そしてもう1つのデメリットはお願いする訳ですから当然手数料という費用がかかってきます。

手数料は利用する会社によって違いますいが、利益の何%と言うスタイルがほとんどなので利用料いくらとか月額固定でいくらと言う事ではありません。

ですのでこれはあまりデメリットとは言えないかな?と私は思っています。

PAMM(パム)やMAM(マム)は、違法性は無いのか?

自動売買システムなどツールを使うスタイルではなくトレーダーと言う人間に運用してもらう訳なので第三者委託運用となります。

これは日本の法律では違法になります。と言ってもあなたが違法になる訳ではなく運用するトレーダーが違法になります。

日本では人のお金を預かって運用するには金融庁の許可が必要になり、これを取得するのは大企業でないと無理なぐらいハードルが高いです。

従って国内ではどこもPAMMやMAMはやっていません。

そこで通常は違法にならない海外の証券会社を利用します。海外の証券会社は日本のライセンスを取得する必要がないので違法にはなりません。

従ってあなたは国内ではなく海外で取引口座を開設する事になります。

海外の証券会社は日本のライセンスを使わないないので高いレバレッジをかけた運用が可能になると言うメリットもあります。日本のライセンスの場合、最大でも25倍しか使えないので小資金では大して資産が増えない事になります。

MAM(マム)の仕組み

では次にMAMの運用方法を解説します。

MAMは「ロット分配方式」と呼ばれる利益の配分をします。

仕組みとしては親となるトレーダーの口座のロット数に合わせて利用者の資金の量に応じたロット数で運用する事になります。

以下の図を見てもらうと分かりますが、親がトレードする場合は参加者の持つ資金と比例したロット数を使う事になります。

この図であれば5人の資金の量を金額に応じてロットを集めて運用すると言う事です。

と言う事は「プラスもマイナスも共有する」と言う事です。

親に含み損が出れば当然参加者にも資金量に合わせて含み損が抱える事になります。一蓮托生と言う奴です。

PAMM(パム)の仕組み

次にPAMMの仕組みを解説します。

PAMMの最大のメリットは親口座で取引をして「確定した」損益だけが参加者に配分されます。

例えば以下の図なら100万円の利益が出た場合、参加している資金量に合わせて配分されます。

そして同じように損失が出た場合も資金量に合わせて損失が配分されます。

じゃあPAMMもMAMも同じじゃないのか?と言うとそうではありません。

PAMMがMAMよりも良いなと私が思うのは「含み損」のポジションを持たなくて良いと言う事です。

先に説明しましたが、PAMMの場合は最終的な損益しか分かりません。しかしどんどん含み損が膨らむポジションをドキドキしながら眺めると言う事がありません。

もちろん含み益なら眺めていても楽しいものですが、含み損ほど精神的に辛いのはあなたもご存知だと思います。

それでも状況が分かった方がいい!と言うのであればMAMでも良いと思いますが、含み損を見ながら毎日恐怖で過ごした事のある方ならPAMMの良さが分かるかと思います。

おすすめの証券会社

私が現在利用しているPAMMで使っているのは「FXBeyond」と言う会社です。

ビヨンドの凄いところはなんと言ってもレバレッジ1111倍と言うところでしょう。

更に追証無しと言うユーザーにはありがたいシステムです。

ご自身でトレードされる場合はレバレッジ最大1111倍ですが、PAMMを使う場合は500倍です。500倍でも凄いですよね。日本ではあり得ないです。

FXBeyondは安心なのか

海外の証券会社って大丈夫なのか?と言う不安があると思います。FXで利益を出している人はほとんどが海外の証券会社を使っています。

しかしまだ一度も使った事がないと言う場合は海外と聞いただけで不安になるかと思います。そこでビヨンドについて解説しておきます。

ビヨンドは2021年3月に日本に上陸したまだ日の浅い会社です。しかし使いやすさと高いレバレッジが人気で国内でどんどん登録者を増やしています。

金融ライセンスはパナマで取得しています。

海外の会社ではありますが、サイトも日本語でサポートも日本語対応してくれます。

出金も国内の銀行対応で即日から2営業日で反映されます。これは海外の会社ではかなり珍しいです。

新しい会社ですのでまだまだ心配なところはありますが、今のところは全く問題なく使えています。

では今回はここまでとします。

次回は私が今実際に使っているPAMMの詳細や、運用実績を読んで見る

ありがとうございました。

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